事業活動報告｜日立地区産業支援センター[HITS]

【地域交流事業】第35回スーパーヒッツクラブを開催しました

2018/01/29

平成30年1月24日（水）に、第 35 回スーパーヒッツクラブを開催しました。
地域交流講演会「スーパーヒッツクラブ」に32名の型が参加しました。近、国においては、働き方改革や生産性革命を進める方針が打ち出されております。村上講師からは、「良い会社にするためにはどうしたらいいのか」というテーマで、経営の問題点、解決の手法、活気のある職場づくりなどについてお話をいただきました。また、パーツフィーダーや自動組み立て装置を主力とした産業用ロボットを製作する高橋社長からは、自動化、ロボット化の流れ、ITの急速な進展、様々な分野にITやAIが導入され、産業用ロボットの需要も急拡大してくるといったお話をいただきました。

１　「強靭で、躍進する会社作りの秘訣」

講師：経営支援NPOクラブ　村上伸一氏

TOP、役員、物申す社員で構成する会議と、その他の社員で構成する会議の2つの会議を同時に立ち上げる「二会議体同時立上げ方式」により、全員参加型の気付きミーティングでモチベーションをUPする。利益率の10％の30％を社員に還元するといった中長期計画を社員に周知するなど、良い会社づくりのヒントが、大変参考になりました。

２　「無人化、ロボット化が作る社会」

講師：（株）ティー・エム・ピー　代表取締役　高橋一雄氏

高橋社長が開発したケーキを6等分する超音波カッターはTBSのがっちりマンデーで紹介された優れものです。自動組立、選別、検査装置など他で作れない製品を開発し続けています。ロボット化の流れや分野別検証の未来について理解が深まり、大変参考になりました。
農業分野における障がい者の就労におけるロボットとの共生についての質問があり、ロボットは耕作や収穫対応ではなく、出荷作業などに活用したほうがよいのではないかとアドバイスがありました。